無垢の存在感あふれるダイニングセット

岐阜市のお客さまにダイニングセットをお届けしました。

今回、ご注文いただいたのは天板の厚みが45mmのテーブルと座板が45mmの無垢座のイス2脚。これだけでかなりの無垢材の存在感を感じられる組み合わせです。


このテーブルIXDT-TT1600は左右の板脚にほぞで貫を通し、くさびで固定するという伝統的な建築物の工法を用いた構造です。シンプルながら十分な強度とクラフト感あふれるデザインが支持されているシリーズです。



 
イスのIXC-209はお尻の形に座ぐり加工をして彫り込んであるので、そのまま座っても痛くなりにくいのですが、寒い時期は初めにヒヤッとするのが嫌だということで、クッションを使われる方も多いです。



 
今回は対面のベンチIXCS-211BEの座面に合わせたネイビーのクッションをそろえられました。

きれいな統一感が生まれています。ちなみにこちらの布はビンテージキャンバス。国産の帆布です。無垢材と同様に経年変化を楽しめる素材です。



 
キッチン側の白い塗り壁や杉のフローリング、床や壁に自然素材あふれる空間にダイニングセットもすぐに馴染んでくれることでしょう。

日当たりのいいダイニングスペースは、きっと家族の集まるすてきな場所になってくれると信じています。



 
ベンチのサイズも特注でw1350とやや長め。おかあさんとお子様2人が使われるようで、その姿を想像するだけでも愛らしい画ですね。



 
最後にもうひとつ細かい話を。

天板に対して、脚部が壁側に寄っています。

これもお客さまからのご要望で、リビング側(お誕生日席)にもうひとり座れたり、広くスペースを使えるからということで、このようにしています。

通常のセンターの位置にも付けられるようにしてますので、シーンに合わせて使い分けられるのです。

このような細かな要望に対応できることも、オーダー家具の醍醐味です。



 
2019.12