東京のお客さまからお写真とメールをいただきました。
ご注文いただいたのは、
tumuシリーズのスタッキングキューブ。
背板のあるタイプ
IXSBX-02を2個縦に積んで、ボード
IXSB-02のサイズオーダー、そしてレッグ
IXSL-01。
コンパクトでかわいらしい、しかしシャープな印象も与える、カテゴライズが難しい家具ができあがりました。
写真のようにセンターの1箇所で連結されているだけなので、右を向いたり左を向いたり、注意力散漫な感じにもできちゃいます。
機嫌が悪いときは背を向けているかもしれません。
これがtumuの由来でもある「積む」家具です。
フレキシブルに上にも横にも増やすことで、スペースに合わせた大きさの、ちょうどいい家具ができます。
デザイン面でも、シンプルな正方形のボックスですが、材料の厚みが12.5mmと薄い上に、正面と背面の段欠き加工で、さらに陰影をつけて薄さを強調しています。
そこが、シャープな印象や繊細な感じを演出しているのだと思います。
お客さまからいただいたメールにも、そんなところを喜んでいただきました。
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とっても丁寧で、繊細な線や作りが、本当にステキです!
とても嬉しく思っています。
ありがとうございました。
こうして新しいお気に入りの家具がやってくる、というのは、そうないですし、嬉しくて、たくさん写真を撮りました。
そのうちの2枚を送ります。
植物、緑と似合うので、一緒に。
なかなかないので、右向けたり左向けたり。
大事にします。
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メールにもあるように、「お気に入りの家具がやってくる」ということは人生において、確かに多くはありません。ちょっとした事件です。
私たちは、そんな「心待ちにされている家具をつくる仕事をしている。」ということを、一時でも忘れてはならないなと感じました。
お喜びの声をいただくたびに身が引き締まります。
とてもとてもうれしいお言葉をいただき、本当にありがとうございました。
2021.2