愛知県犬山市のお客さまに、テレビボードとソファとチェストをお届けしました。
昨年末頃、岐阜店にご来店いただき、お客さまのイメージを元に、再度ご相談いただき、メールも含めたやり取りを重ねて、3月にようやくご注文をいただきました。
そして、お届けできたのが6月ですので、半年です。大変お待たせいたしました。
「半年」という時間を長いと感じるかどうかは、人それぞれですが、今回のお客さまにはそれも楽しんでいただけたように感じています。
オーダー家具の醍醐味を存分に味わっていただけたということです。
お客さま自身が、自分の部屋にふさわしい家具のイメージを何パターンか用意していたので、それらについて「あーでもないこーでもない」とお店で話し込んで、こちらからメリット・デメリットを含めたいろんな提案もさせていただきました。
まず、その時間が楽しいんですよね。
そして、その末にたどり着いた結果、「これで行きましょう!」となったときの達成感。これもすがすがしいです。
あとは、製作を楽しみに待つ時間。家具が届くのを励みに日々の仕事を頑張る毎日。そんなことを言っていただけるのですから、こちらも届けるのが楽しみになってしまいます。
そんな流れで、待ちに待っていただいた家具がこちらです。
アイテムは、
・
mukucab特注チェスト
・
mukucab特注テレビボード
・
2Pソファ IXSF-1300HWG
です。
mukucabのデザインで、テレビボードをオーダーいただくことは珍しいのですが、自由にデザインができるmukucabシリーズですから、サイズ感を変更すれば、このように収納たっぷりなテレビボードもできます。
「テレビボード」という家具のジャンルは一般的ですが、「テレビを載せる」や「テレビ周りのAV機器を収納する」に限定しない使い方ができる、テレビがないところで使っても家具として成り立つデザインのテレビボードもいいですよね。今回のケースがまさにそうですが、リビングボードとして、上にお気に入りのものを飾っても絵になります。
チェストは、細かい文房具から大きなものまで収納できる、使い勝手のいい割り方のチェスト。
欲張って大きくしすぎない方が、圧迫感もないですし、置き家具としてのシルエットの美しさを感じることができます。
そして、2Pソファ。
布地は悩んで悩んで決定されたmodena アンティークベージュ。
まだモノが多く置かれていないリビングスペースに落ち着いた感じを与え、しっくり馴染んでいます。
また、ソファはキッチンダイニングとリビングを仕切るように配置しました。
そのことで、ソファの背の美しさを存分に感じられるレイアウトになりました。
ソファのバック越しに見るテレビボードやチェスト。
たまらないですね。
これら3点のオーダーは、昨年末からのご相談でスタートしたわけですが、それとは別にすでにご購入いただいていたアイテムがありました。
寝室でお使いいただいていたこちら。
現在は廃番となっておりますが、昨年ご購入いただいた1年先輩です。
ひとつひとつお気に入りが増えていくことで、毎日の暮らしが少しづつ楽しいものになってくれることを願います。
ここ1~2年で、多くの人が、特別でも何でもないことが特別なんだと実感したことと思いますが、大切なものは意外にささいなことだったり、すぐ近くにあるものだったりします。
お客さまは、仕事の帰り道、マンションの自分の部屋を見上げて、「あそこが自分のお城だ」とワクワクしながら帰るそうです。
犬山城はもちろん、小牧城や岐阜城まで望むことができるこのお部屋は、まさしく「私の城」です。
好きなものに囲まれて暮らしたであろうその城主たちと変わりませんよね。
今後もikususuが調度品として選んでいただけるよう精進します!
どうもありがとうございました。