リノリウムトップのカウンター

以前、ショーケースをご注文いただいた(その事例はこちら→「マフィンとショーケース」)仙台を拠点とする設計事務所「negla設計室」さんから、リノリウムを天板に使用したカウンターテーブルをご注文いただきました。
使用されるのも同じく、仙台の「THINK coffee and snacks」さん。

壁に沿ってL字に配置された、爽やかなaquavertのリノリウム。
短いテーブルが約1.5m、長いテーブルは約3mですので、強くその印象を残します。
前回収めたショーケースの向かいに配置。
マフィンとコーヒーがこんなところでいただけたら、と想像するだけで至福な時間です。
2台のテーブルの交わるところは、高さを変えてあえて重ねるデザイン。
その下を支える白のスチール脚は、先端がアルダー無垢材でアクセントになっています。
ikususuの爪痕を残してやろうと、何とかしがみついて採用していただきました(嘘です)。
アアルトのリノリウムスツールと相性が悪いわけがありません。
素敵な色合わせです。
ディテールはこんな感じ。
天板下半分を45°に落として、シャープな軽さを演出しています。
シナ合板の積層面も見せたいデザインのひとつ。
アルダーの赤みがかったブラウンと白の組み合わせ。
製作した職人は「シガレットレッグ」と名付けておりました。
タバコを吸わないので今の主流はわかりませんが、確かに昔懐かしのたばこのイメージです。
今度は、黒いスチールを使って「ポッキーレッグ」を製作する機会をお待ちしております。
ご興味のある方は、お問い合わせフォームまで。
このように、ikususuらしさが影を潜めたオーダーアイテムもご注文承っております。

今回のデザインはnegla設計室さんで、製作にあたって多くのお力添えをいただきました。
組み立て・設置の際は、文字通りお力をフルに使っていただきました。
本当にありがとうございました。
また、THINK coffee and snacksさんにもお喜びいただけたようで、とてもうれしく思います。

お近くにお住まいの方は、ぜひ足を運んでみてください。

照井