お寿司屋さんの和室で使う、こんな伸長式テーブルを製作しました。
東京の設計事務所、木の家づくりネットワーク様よりご発注いただきました。”本物の木”を使った家づくりをされています。
今回のお寿司屋さんも、建具など無垢材を使った店舗で、イクススの無垢材テーブルをお選びいただきました。
シンプルなデザインだからか、店舗様からのご発注も多いイクススの家具。レストランなど、以前もお寿司屋さんに入れさせていただいた事もあります。
今回は、同じ形のテーブルを、色は2色で計4台。最近のイクススとしては、大き目のボリュームの仕事。本当に、ありがたいことです。

ベースは、IXDT-RT 1300 テーブルです。
垂直が際立ち、和の要素も感じられる、ごくシンプルなデザイン。

幅120cm、150cm、180cmと、三段階で可変します。

こちらは、一番小さいとき。幅120cm。

真ん中、一枚足したとき、幅150cm。

2枚天板を足すと、最大の180cmに。

伸長するには、一度左右から引っ張り空間を開けて、天板を載せます。

このとき、片側に突起が付いていて、ずれないように、

このように、差し込みます。

もう一枚も、同じように。

全て載せた状態。通常、テーブルの木目は、長辺方向に沿いますが、身長式の場合は、短辺方向になります。

今回、裏にはこのような金具を付けました。

くいっと回すだけです。天板どうしが、しっかりと固定されます。

今回、和食のお店、ということで、畳で使われるので、脚に畳摺りをつけました。
上記は、全てウレタンワイピングフィニッシュの2コート。和風の雰囲気に合うように、白木に近く仕上がる、この仕上げを使いました。
 
また、外した天板は、今回は中には収納できないので、別途保管することとなります。

こちらは、オイルウォールナット色で仕上げたもの。違う部屋で使われます。

このダークブラウンも和風の雰囲気にはぴったり。まったく印象は異なる事と思います。

幅120cm。

幅150cm。

幅180cm。
 
 
テーブルの天板が本物の木なら、上に載るお皿、お寿司のネタ、はもちろん新鮮でしょうが・・・、より輝きます。
伸長式テーブルに、無垢材を使うのは、動きなどで難しいのですが、動きの少ないアルダー材と、イクススの木工を扱ってきた経験により、しっかりとした伸長式テーブルが出来ます。

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