マンションのLD(リビング・ダイニング）に置くサイドボード。

MUKUCAB スリット入り総無垢材の引違い扉をベースに製作。
今回は、左一列がデスクも兼ねた、リビングボードになっています。

壁から壁まで2165mmの場所にはめ込みます。設置のため少し壁幅より逃げましたが、見た感じはちょうどな感じになり、つくり付けのような見た目にもなります。左側にコンセントがあるので、その部分は穴を開けました。

高さは85cmで、通常のデスクよりも高い、カウンターくらいの高さなので、ハイチェアーをセットします。
扉の中にはプリンターを収納、デスクにはパソコンを置いて、コンパクトなホームオフィスが完成です。

※仕上げ前なのでレールがはめ込まれていません。
扉は、3枚の引き戸。総無垢仕上げの引き戸で、スリットが入っています。取っ手は、丸穴の手掛け。無垢材が生きるシンプルなデザイン。

ネストデスク型のつくり。こうすることで、脚幅が板厚分だけで済み、内寸を広く取れます。ロックジョイントが可能な無垢材だからこそ出来るつくりです。

今回はマンションへの搬入で、エレベーターにほんの少し入らず、階段で搬入することとなりました。こういった場合は、分割したりしますが、今回のデザインの場合は一体でつくるこそのシンプルさもあったので、入って良かったです。
また、マンションと言う限られたスペースなので、デスクを単体で置いたりすると狭くなります。このような収納と一体型のデスクとすることで、スペースを有効に使え、コンパクトで使いやすいユーティリティスペースが出来上がります。
限られた空間だからこそ、家具にこだわれば、”完成されたインテリア”はつくりやすいです。

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