茨城県のお客様から木製のフットレストを探しているとのご相談をいただきました。それも高さが15cm~20cmと低いものを。なかなか既製品でこれというものが見つからず、そんなとき、ikususuのIXCS-213を気に入っていただけたようで、高さを低くするカスタマイズは可能でしょうか?というお問い合わせでした。
もちろん可能です。
イスの脚を自分の座りやすい高さにカットするご依頼はよくいただきます。ご夫婦でも旦那さんと奥様でイスの高さを変えたり。何よりイスの高さはすべての人に共通ではありません。特に海外製品は座面高が日本製より高いものが多いので注意が必要です。座りやすさに関わる大事なポイントなので、実際に座って選ぶことができるのが一番。それができなくてもお手持ちのイスに本を座面に足したり床に足したりして、適切な高さを探ってみるのもいいと思います。
そこで、こちらのスツールの脚をカットするという加工。ただカットして済む話ではないことがわかっていただけると思いますが、それでももちろん大丈夫。この IXCS-213 (低いタイプ) IXCS-2130(高いタイプ)というスツール。元々は、畳など床座スタイルの高齢者が、身体に負担なく座って生活できるよう畳を傷めない低めのスツールを。というコンセプトでした。なので、このスツールの座面高は30cmと一般的なイスと比べても低いです。それを今回はさらに半分の15cmにしてあります。
シルエットが大きく変わってくるので、見た目にどうなのか、正直心配でしたが、これはこれでとても愛くるしいスツールです。印象は違ってきますが、何か小動物のかわいさで、部屋にいたら癒やされそうな感じです。
そうそう、お客様のフットレストというご要望でしたから、そのイメージで以前試作したローチェアと合わせてみました。普通のソファと合わせるには低いと思いまして。いい感じです。張りぐるみのソファやオットマンと違って木フレームは軽さがいいですね。このスツールは持っても軽いので移動も楽々です。
実際に座ってみても、足を投げ出して座ることができる解放感。やはり格別です。床座スタイルじゃなくても、地面に近いところに座ると何か落ち着きます。日本人のDNAでしょうか?地面から少し浮いている心地よさ。庭やデッキなど外に持ち出しても気持ちが良さそうです。
ちなみにタイトルにあるフットレスト。フットスツール。オットマン。全て同じものを指します。今回の足置きの名称です。この中でオットマンだけ、「どっから来たの?その名前。旦那さんがヒーローになる戦隊モノ?」という感じですけど、トルコのオスマン帝国のスツールに由来があるようです。
「夫マン」ではないですよ。
- 品名
- IXCS-213
- サイズ
- SH150
- 主材
- アルダー無垢材
- 仕上げ
- オイルフィニッシュ
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